青く輝くガラスのハイヒール

嘉義にある高跟鞋經堂教堂はハイヒールの形をした教会なんです。
高さは17m、320枚のガラス板を使った礼拝堂なんです。毎日、観光客や婚礼写真を撮りに、たくさんの方々が来ております。
でも、不思議なんです。こちらの教堂には一般的な教会にあるようなものが一切ないんです。
台湾では、教会は結婚式場として利用されることが多く、結婚式や結婚記念写真を撮る場所として教会と名をつけたようです。
そして、このハイヒール教堂が作られたのは、ちょっと悲しい物語があるんです。
1960年代頃、嘉義の町ではヒ素中毒で鳥足病という病気が流行しており、この病気にかかると、足や手まで黒く腐り壊疽となって脱落してしまうのだそうです。この病気にかかってしまった多くの患者のなかに、24歳になる女性がいて、両足を切断しなければならず、結婚をあきらめたとか!!こうした悲しい出来事が起こらないようにと、祈りを込めて作ったのがこの青いハイヒールのオブジェなのです。



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株式会社ビッグハートインターナショナル わたし旅

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